WBSCプレミア12も予選が終わって決勝トーナメントの1回戦(準々決勝)が終わり、ついに準決勝からは日本での試合になりますね。
ここまで全勝で点差の多い試合も目立ちますが、実際はそこまでの余裕はないように思えますよね。
なかでも不安なのは試合の最後に打たれているということです。
つまり、試合の序盤や中盤でとれていた点数がなかったら最後に失点して負けていたかもしれないということで、抑えの投手にかなり不安が残っています。
というわけで、侍ジャパンの抑えを任されてきた投手たちの成績や、日本の投手で代表の抑えが務まりそうな選手について書いていきたいと思います。
いままでの試合で抑えを務めた投手とその成績は?
とりあえず予選が終わったので予選の成績でみてみると
抑えを務めた投手
11月8日 予選1回戦 日本対韓国 5-0
9回から松井裕樹投手
投球回:1 打者:6 打数:6 安打:3 三振:1 失点0
無失点ですが3安打されて点を取られなかったのが逆にすごい。
11月11日 予選2回戦 日本対メキシコ 6‐5
9回から澤村拓一投手
投球回:1 打者:5 打数:5 安打2 三振:0 失点:1
9回から1点差でマウンドに上がった澤村が追いつかれて、9回の裏でサヨナラ勝ちに。
11月12日 予選3回戦 日本対ドミニカ 4-2
9回から松井裕樹投手
投球回:1 打者:3 打数:3 安打1 三振:0 失点:0
安打はされるも危なげなく抑える
11月14日 予選4回戦 日本対アメリカ 10-2
9回から澤村拓一投手
投球回:1 打者:3 打数:3 安打:0 三振:0 失点:0
点差もあったためあまり緊張する場面でもなかったですが、割とあっさり終わった感じ。
この時点で予選1位通過が決定。
11月15日 予選5回戦 日本対ベネズエラ 5-6
9回から松井裕樹投手
投球回:1 打者:7 打数:6 安打3 三振:1 失点:2
最後がきれいに決まらず2失点のあとサヨナラ勝ち・・
つまり何が言えるかというと
松井裕樹投手と澤村投手が交互に投げていた感じですが、正直どちらも安定しているとは言えないですね。
↓左:松井裕樹投手と右:澤村拓一投手
引用元:http://www.japan-baseball.jp/
5試合して追いつかれたのが2試合、無失点で切り抜けたのが3試合ですが、失点以外の内容をみるとかなりピンチが多かったのがわかりますね。
上には書いていませんが台湾での最後の試合の準決勝でも最後は増井投手が投げて2失点しています。
こうまで安定しないと監督としてもちょっと悩んでしまうかもしれませんね。
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今後どうなる?
結局準決勝では、予選で投げた澤村投手や松井投手は投げませんでしたね。
監督がどう考えているのかは不明ですが、決勝トーナメントだと負けたら終わりなので調子がいい投手をどんどん使っていくと思います。
個人的には今回中継ぎとしては一番目立っている則本昂大投手を抑えにしてもいいんじゃないかと思いますね。
速い球をコントロール良く投げれるので三振もよく取れますし、今回の大会でもしっかりと結果を残しています。
なにより安心してみていられる感じがしますね。
まあ、結局は予選で使ったようなつなぎ方になりそうな気がしますが・・・
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