去年のワールドカップバレーからだいぶ時間がたって気づいたらもう最終予選の時期になっていました。
ワールドカップバレーで上位のチームに入ればリオ五輪の出場権がもらえたのですが、残念ながら日本は上位の枠に入ることができずに終わってしまいました。
それで今回の世界最終予選兼アジア大陸予選大会が始まるわけですね。
正直、前回でリオ出場が決まっていれば注目されることもなかったような大会ですね。
というわけで、大会の概要や出場権獲得の条件などについてまとめてみたいと思います。
前年の記事⇒バレー日本女子代表のリオ五輪への出場権獲得の条件は?中国が負けると困るわけは?
大会について
日程
2016年5月14日(土)~5月22日(日)
約一週間の総当たり戦です。
開催地
日本
出場国
開催国
日本(5)
アジア大陸予選枠
韓国(9)
タイ(13)
カザフスタン(26)
世界大陸予選枠
オランダ(14)
イタリア(8)
ペルー(21)
ドミニカ共和国(7)
()はFIVB世界ランキングの順位
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リオデジャネイロオリンピック出場権獲得の条件
今回も普通に総当たり戦が行われ、試合結果(セットカウント)に応じて勝ち点がもらえる。
セットカウント | 勝者の勝ち点 | 敗者の勝ち点 |
3-0,3-1 | 3 | 0 |
3-2 | 2 | 1 |
こうしてすべての試合の勝ち点を合計して最終的なスコアを出す。
日本がリオ五輪の出場権を獲得する条件
日本がリオ五輪の出場権を獲得するための条件は、最終的な勝ち点の大きい順に並べたときにアジアの4チーム(日本、韓国、タイ、カザフスタン)の中で1位になるか、アジアの1位が別のチームだった場合、残った7チームのなかで上位3チームに入る必要がある。
つまり、アジアのチームは総当たり戦の勝ち点で4位以内に入れば確実に出場権を獲得できるということ。
4位だとして上位3チームにアジアが入っていれば順位がひとつ繰り上がりで3位
上位3チームにアジアが入っていなければ、アジアで1位ということでアジアの予選枠に入れる。
そして上位4チームがアジア以外で占められた場合、5位でも出場権獲得ができる・・ハズ。
というかんじで、アジアのチームはアジアの大陸予選枠と世界最終予選枠のどちらにも入る可能性があるので若干有利になる。
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日本が出場権を獲得できる可能性
おそらく日本が出場権を獲得できる可能性はかなり高いと思われる。
世界ランクはそこまで正確に実力を表しているとはいいがたいと思うけど、日本は上位だしほかの上位のチームともいい試合をすることができる。
ただ、下位のチームと戦っても余裕をもって勝てるというわけではないのでそこが結構心配。
勝ち点のルールからしても、できれば早めに3セットとって勝ち進んでもらいたいので、勝てる試合をなるべくスムーズに勝っていくことが大事になりそう。
予想としては結構ぎりぎりのちょっと上ぐらいで出場権獲得できるんじゃないかと思う。
どっちにしてもオリンピックより盛り上がりそう。