2019年11月2日から始まる第二回WBSC世界野球プレミア12。
前回の第一回大会では日本は第3位と言う悔しい成績に終わりましたが、今回はどのような戦いを見せてくれるのか非常に楽しみです!
因みに、前回の王者は韓国で2位がアメリカと言う結果でした。
WBSCプレミア12とは?
優勝予想する前に少し今回の大会に関しての概要を見ていきたいと思います。
まず、参加国は大会名通りの12カ国。
この12カ国と言うのは”WBSC世界野球ランキング”の上位12の国を選出しています。
因みにこのWBSC世界野球ランキングと言うのは、トップチームの成績だけではなく、U-18やU-15など全ての世代を考慮して作成されているので、その国全体の野球に関する総合力ランキングとなっています。
一応トップ5は以下の通りになっています。
(2019年10月現在)
1位 日本・・・・・5796点
2位 アメリカ・・・5565点
3位 韓国・・・・・4987点
4位 台湾・・・・・3569点
5位 キューバ・・・3516点
なんと日本が野球大国のアメリカを抑えて1位となっています!
因みに日本は、女子野球のランキングでも1位で、女子ソフトボールが2位、男子ソフトボールは3位となっています。
ただ、野球日本チームはU-18、トップチーム共に近年は大きな大会で優勝出来ていないので、あまりランキング1位という印象は薄いですね・・・。
なので、今回のプレミア12は1位の威厳を見せつけるぐらいの圧倒的な勝ち方で優勝して欲しいところですね!
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2019年のWBSCプレミア12の試合方式は?
今回(2019年)の大会の対戦方式に関しては最初に12チームをA〜Bの3グループに分けて、各地で総当たり戦でオープニングラウンドを行います。
その後、各グループごとの上位2チームがスーパーラウンドに進み、オープニングラウンドで戦ったチーム以外のチームと総当たり戦をして、その上位2チームで決勝戦を行い、3位4位のチームで3位決定戦を行うと言う事になります。
オープニングラウンド 2019年11月2日開幕
Aグループ 開催地 メキシコ
↪︎(メキシコ、アメリカ、オランダ、ドミニカ共和国)
Bグループ 開催地 台湾
↪︎(チャイニーズ・タイペイ、日本、ベネズエラ、プエルトリコ)
Cグループ 開催地 韓国
↪︎(韓国、キューバ、オーストラリア、カナダ)
スーパーラウンド 2019年11月11日開幕
開催地 日本(東京ドーム、ZOZOマリンスタジアム)
A、B、Cの上位2チーム(合計6チーム)によって行われる。
ファイナルラウンド 2019年11月17日
東京ドーム
優勝予想
と言う事で、さっそく今回(2019年)のWBSCプレミア12の優勝予想をしていきたいと思います!
前回の第一回大会では韓国が優勝し初代王者となりましたが、今回はどうなのでしょうか?
もちろんすでに代表は全員発表されていますが、その中には日本球界に所属していた選手や韓国プロ野球で2年連続50本塁打を記録し、メジャーリーグのツインズに移籍した事もある、パク・ビョンホ選手やフィリーズに所属していた経験もあるキム・ヒョンス選手も選ばれており、経験豊富な選手を多く召集しているようです。因みに今回の大会は、東京オリンピックの予選も兼ねているのでアジアの出場枠をかけて、絶対に勝ちに行きたい大会となっているため本気度は相当高いと思いますね。
そして、もうひとチーム日本の脅威となりそうだと感じるチームは台湾です。
台湾代表には日本球界からも、楽天の宋家豪投手や今シーズンから日本ハムに所属していた王柏融(ワンボーロン)選手のなど4人が選出されています。
王柏融選手と言えば、台湾球界で打率4割を叩き出した天才打者で、1年目の日本球界ではあまり良い成績は残せなかったものの持ち前のセンスは十分に発揮していたと思いますし、日本にとっては怖い打者の一人になると思います。
しかも、台湾はトップチームではありませんが、先日行われたU-18、BFAアジア選手権でも優勝しており、全世代に渡って非常に国際試合強い印象があるので非常に警戒しなければならないチームだと思います。
日本はと言うと、MLB組はもちろん居ませんが、国内組で千賀投手や若く勢いのある山本投手などを筆頭に、野手も実力・実績のある選手を選出しており期待が持てそうです。
ただ、個人的にはコンディション不良で西武の森捕手が辞退したのは結構大きいかなと思っています。手や膝を痛めていると言う事なのでしょうがないのですが、打力面で言うと現在の日本プロ野球界の捕手では圧倒的だと思うので、そこは残念なところではあります。
とはいえ、短期決戦で活躍しそうな走塁のスペシャリスの周東が選出されていたり、長打、小技も使える選手が多いので良い戦いができるのではないと思っています。
と言う事で、だいぶ前置きが長くなりましたが、優勝予想は・・・
もちろん日本優勝です!!!!
※10月23日、千賀投手の”疲労蓄積”のため代表辞退が発表されました。日本にとってはかなり大きな痛手ですね。
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