日本ハムファイターズの”二刀流”大谷翔平選手。
2016年の今期は”投手”よりも”打者”での活躍が目立っていますが、
2015年オフに取り組んでいた肉体改造による体重増加は果たして正解だったのでしょうか?
と言う事で、今回は
Contents
・2015年のオフに行った肉体改造とは?体重はどれぐらい増えた?
・投手と野手が逆転した!?
について書いていきたいと思います。
2015年のオフに行った肉体改造とは?体重はどれぐらい増えた?
大谷選手といえば2016年の今年は見るからに大きくなったなぁと感じるぐらいになっていますね。
しかし、なぜ体を大きくしようと思ったのか?どうやって大きくしたのか?
それは元日本ハムのエースであるダルビッシュ有投手の影響も大きいようで、
2015年のオフにはそのダルビッシュ投手と直接会い、体作りのための食事法やメリットなどについて色々教えてもらったようです。
確かに、ダルビッシュ投手は近年ひじの手術をしましたが、そのリハビリの期間に肉体改造にも取り組み、
現在は復帰の最終段階にきているところですが本当にびっくりするぐらい大きくなっています。因みに体重は現在107㌔だそうです。
話を大谷選手に戻しますが、まずはどうやって体を大きくしたのか?ですが、それはやはり”食事”が多きようです。
具体的には、1日に6,7食を食べていたそうで、プロテインなども含めてのようですが相当な量を食べていたようですね。
もちろん食事の合間には理にかなった筋力トレーニングを行い効率的に体重を増やしていったようです。
その筋力トレーニングもダルビッシュ投手などから教わり関節まわりだったりしっかりと怪我をしないような体作りを
していたようなので、ただ単に体重を増やしたのではなく体の事も考えてトレーニングをつんだそうです。
ただこうやって言うのは簡単ですが、実際は一日7食取りながらトレーニングをすると考えると相当きつそうですね・・・。
しかし、その成果はすぐにでて、2015年の11月に行われたプレミア12から1,2か月で8キロほど増えたようでついに、
100㌔を越えたそうです。
因みに大谷選手は高校3年生の時に86㌔だったようなので、そこから考えると14㌔以上増えたことになります。
1年目・・・86㌔
2年目・・・90㌔
3年目・・・92㌔
4年目・・・100㌔
もちろん身長は高校3年時から変わっていなので、いかに筋量が増えたか分かりますね。
しかし、なぜこれほどまで体を大きくするのか?ですが、
打者・・・飛距離アップ
投手・・・球速、スタミナアップ
そして具体的に大谷選手が取材などで言っていたのは
”今まで100%で投げていた160㌔のストレートを80~90%の力で投げることが出来ればいい”
というのもあるようです。
これは阪神の藤浪投手も同じようなことを言っていましたが、やはり少しでも長いイニングやシーズンを通して、
投げるためには重要なポイントになっているようですね。
ただ、大谷選手の事を見ているので普通になってきていますが80%の力で160㌔って・・・
やはり次元が他の選手を違いますね。
投手と野手が逆転した!?
まだ2016年のプロ野球が開幕して2か月ほどですが、現在の成績だけを見てみると
2016年 5月22日現在
9試合 62.2投球回 2勝 4敗 2完投 75奪三振 30与四死球 21自責点 防御率3.02
29試合 69打数 24安打 8本塁打 18打点 0盗塁 16三振 11四死球 打率.348 OPS1.200
と言う感じになっています。
2015年は投手として15勝を挙げ最多勝のタイトルも獲得しましたが、打者としては打率.202本塁打5本と
不甲斐ない成績に終わってしまいました。
しかし、肉体改造で体重100㌔になった今年は打者としては5試合連続本塁打を含む8本塁打。しかも打率は3割を大きく超えています。
ただその反面投手としては5月22日に勝ち星を挙げたもののいまだ2勝。
シーズン前の目標として20勝を掲げていた大谷選手にとってはかなり厳しい成績ですね。
肉体改造で球速アップやスタミナ強化に着手し更なる飛躍が期待されていたところだったのですが、
現段階では制球難で自分を苦しめてしまうケースも多く見られ自慢のストレートも痛打される場面もあったので、
うまく自分の中でコントロールに関しては調整していく必要があるのではないかなと思いますね。
ただ、まだ開幕して2か月ほどなのでこれからしっかりと修正出来れば20勝には届かなくても、
圧倒的な投球で良い成績を残せると思いますし、打者としては過去最高の成績でシーズンを終えることが出来ると思うので、
頑張ってほしいですし楽しみにしたいですね!
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