皆さんこんにちは。
夏まっただ中と言う事で毎日暑い日が続いていますが、甲子園を目指す球児たちも毎日白熱した試合を戦っています。
今年は野手が”豊作の年”とも言われていますが、今日はその中でも筆者が一押し!将来有望!だと思う、一人の球児をご紹介したいと思います。
その選手は、東東京エリアの関東第一高等学校3年生のオコエ瑠偉君です。
お父さんが、ナイジェリア人でお母さんが日本人のハーフです。
名前をみて、ん?と思った方もいると思いますが、名前の由来は元サッカー選手のラモス”瑠偉”さんから来ているということみたいです。お父さんがサッカーが好きで名付けたようなのですが、ちょっと複雑ですね・・・。
出典 スポーツナビ
オコエ瑠偉選手 驚きの身体能力
と言う事で、オコエ瑠偉君(右投げ右打ち中堅手)の何がそんなにすごいのかというと・・・ズバリ身体能力だと思います。
父親譲りの長い手足と身長183cm88kgの恵まれた体格に遠投120mの強肩、そして50mを5秒9で走るずば抜けた走力があります。筆者も高校まで野球をやっていたのですが、体があまり大きくなく苦労した面も多々あったので、この数字をみると、すごいなぁと同時に凄く羨ましく思いました。
さらに、体重が88㎏とありますが、動画などで観た感じでは、まだ体の線が細いような気がしたので、今後さらにトレーニングを重ねれば、よりパワーアップしていくんじゃないかと思います。
2年春選抜後から中堅手でレギュラーに定着したようですが、公式戦での通算ホームランは35本で長距離を飛ばす技術、パワーも持ち合わせています。また、盗塁や守備範囲の広さにも定評があります。
2015年 夏予選の成績
5試合 .421 19打数 8安打 2二塁打 1三塁打 1HR 6打点 2三振 1四球 4盗塁
出塁率.450 長打率.789
また2015年7月27日の地区予選決勝でも3安打2盗塁と優勝に貢献しており、更に率をあげていやはり只者ではないですね。
そして何より2015年度甲子園出場おめでとうございます。オコエ君の活躍もあれば優勝も出来ると思うので、存分に暴れまわってほしいですね。
感想
ただ、バッティングに関しては一つ、引張り傾向が強いようでオコエシフトを敷かれてしまうこともあるようなので、右方向を意識した練習をして、意図的に打てるようになると、より相手からは嫌がられるバッターになれるんじゃないかと思います。
やはり、プロ野球でも、右バッターで率を残している選手たちは、圧倒的に右打ちが上手く状況に応じたバッティングをすることが出来ていて、中でも最近ではヤクルトスワローズの山田哲人選手が去年(2014年シーズン)に残した、日本人右打者としては最多の193安打を放っており、やはり彼も右打ちが非常に優れています。
右打ちが出来ることのメリットは、十分ボールを引き付けて打たなくてはならないので、その分ボールを見る時間も長くなり、ストライク、ボールの判断がしやすくなります。このちょっとした差がプロで活躍するかしないかの重要なポイントになるのではないかと思います。
しかし、現時点でも巨人や西武など日米各球団からもスカウトが来ており、もしプロに行くと言う事ならドラフトの上位に指名がくることは間違いないと思うので、将来の日本球界を代表するような選手になってくれることを期待して応援しています。
オコエ瑠偉の妹、オコエ桃仁花についての記事はこちら⇒
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