清宮幸太郎。
リトルリーグ時代には世界一にも輝き、そのチームでは投打で大黒柱として大活躍していました。しかも、13歳で身長が183㎝体重は93㎏あり、投げては130㎞近い速球、キレのある変化球。打っても推定94mの超特大ホームランを放つなど、まさに大車輪の働きをしていました。
そんな彼ですが、今年超大物新人として、鳴り物入りで早稲田実業に入学し、即3番ファーストで起用され、デビュー戦でいきなり決勝打を放ち勝利に貢献しました。
また、日米球団も彼を目当て球場に訪れるなど
これからが、最高に注目の選手です!
Contents
プロフィール
清宮 幸太郎
早稲田実業高校 1年
1999年5月25日生まれ
身長・・・184㎝
体重・・・97㎏
2015年夏 大会予選 成績・・・6試合20打数10安打、10打点、7四死球、3三振、打率5割
Sponsored link
清宮幸太郎選手とは
父は元ラグビー界の至宝、元日本代表(現ヤマハ発動機監督)の清宮克幸氏です。
野球を始めたキッカケは2006年の夏の甲子園だそうです。
2006年の甲子園といえば今も記憶に残ってる方も多いと思いますが、斎藤佑樹投手(日本ハム)と田中将大投手(現ヤンキース)の壮絶な投げ合いで、1試合延長15回では勝負がつかず、史上初の再試合になり、みごと斎藤佑樹投手率いる早稲田実業が勝利を勝ち取りました。
その決勝再試合を球場で観戦しており、心を揺さぶられ野球を始めたそうです。
そして今夏、野球を始めるきっかけとなった、正に夢の舞台甲子園に早稲田実業の選手として出場することになりました。
清宮選手といえば、冒頭にも書きましたが、リトルリーグ時代に既に183㎝93㎏と、ほかの選手と比べて1回りも2回りも大きく、そして、野球センスもずば抜けており、リトルリーグでの通算本塁打は132本打っています。
そして、アメリカで行われた野球の世界選手権では打者で5試合12打数8安打、打率.667、3本塁打、投手としては2試合に投げ2勝で15奪三振という正に化け物級の活躍で東京北砂リトルを世界一に導きました。それになぞらえて、アメリカでは和製ベーブルースとも呼ばれていたようです。
そして、調布シニアに入ったのですが、すぐに腰を疲労骨折してしまい、1年ほど休養を余儀なくされてしまったそうです。しかし、腰が完治した最後の年にはチームの要として全国優勝を果たしました。
また、シニア時代の打撃練習では、いかにホームランを打つかと言う事をしっかり研究しており、打つときに意識していることは
「打球にバックスピンをかけて飛ばすようにしている」
と、中学生とは思えない技術と野球センスを持ち合わせており、手首の使い方やバッティングフォームもしなやかで正に次元が違うバッティングをしていました。
そして、今夏、早実の1年生ながら3番ファーストでレギュラーとなり、大会予選でも素晴らしい成績を残しました。
もうすぐ(8月6日)甲子園が始まりますので注目しておきましょう!
清宮選手の考察
現在身長が184㎝とう言う事なので、13歳ごろからほとんど体格は変わってないのですが、やはり、早く体が出来た分、技術の練習に時間を費やすことが出来、そのセンスや身体能力の高さで、物凄い速さで成長しているように思いました。リストの返しの強さ、広角に打てる対応力、選球眼、そしてなんといっても、飛ばす力技術どれをとっても16歳の現在でかなり高いレベルにあると思うので、ちょっと早いですが、ドラフトまで2年ほどあるので、それまでにどれほど成長しているのか、楽しみで仕方がありません!
本当に怪我だけには気を付けて更に上を目指して欲しいと思います。