第8回 BFA U-15アジア選手権
2015年10月8日~12日の間、静岡で行われますが、
今回は、その大会で使われるボール
”Kボール”
と
”Kボールを使って練習していた過去のあるプロ野球選手”
をご紹介していきたいと思います!
Kボールの”K”とは?
Kボールの”K”とは、このボールを開発するにあたってのコンセプトである
「健全な精神」
「強健な身体」
「国際的なスポーツマンの育成」
の頭文字からとって”K”ボールを名付けられたそうです。
なんか、若干強引な気もしないでもないですが・・・(笑)
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なぜ、Kボールが開発されたのか?
このKボールが開発されるまでは、主に皆さんも知っていると思いますが
軟式ボールと硬式ボールの2種類でした。
軟式ボールと言えば、ゴムでできていて硬式と比べると弾力があり柔らかくなっています。
硬式ボールの方は軟式よりやや重く革でできており、なにより”硬い”ですね。
日本ではリトルリーグなど硬式ボールを使う少年野球チームもありますが、
やはり、”あぶない” ”怪我をする”など子供には危険だというイメージが強くあります。
なのでプロになるような選手でも小学校時代は軟式ボールでプレイしていたという選手も結構みられます。
しかし、実際にプロ野球では硬式を使っているので、高校生になるときには硬式にシフトチェンジする人も多いと思います。
そこで、軟式から硬式に変えると、
”打球の速さ”
”跳ね方の違い”
”重さや感触も違うので無理に硬式に移行しようとすると身体が怪我をする”
など、
”この時点で硬式ボールでやってきていた人達との差が出てしまう!”
と言う事で、
”Kボール”が開発されたそうです。
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Kボールとは何が違うのか?
このボールは軟式ボールから硬式ボールへの移行が難しいから。
という事で開発されているため、軟式ボールの良さを残しつつ硬式ボール感を取り入れた感じになっています。
具体的には、重さや大きさは硬球と一緒で跳ね方なども硬式の様な低反発感があります。
しかし、素材はゴムで出来ておりボールの内部は軟球のように空洞になっています。
このボールを使って練習することによって、スムーズに硬球に移行することが出来、
硬式野球をやってきた選手達にも遅れをとることなくスタートできると言う事の様ですね。
このボールの開発に携わった方も硬式ボールに移行したときに怪我をしてしまい、
野球を断念してしまったようなので、かなり強い思いがあったんでしょうね。
Kボール出身のプロ野球選手は?
沢山いるんですが、有名だと思う選手を上げていきたいと思います。
楽天 銀二
楽天 則本昂大
広島 丸佳浩
ソフトバンク 中村晃
ソフトバンク 武田翔太
日本ハム 中村勝
DeNA 井納翔一
などが、この”Kボールを使った経験があるそうです。
近年開発されたボールなので若い世代ばかりですが一流と言われる選手も多いですね!
まとめ
小学生、中学生、高校生と言う時期は体が大きく成長する時なので、
親や監督さんも気を使うと思うのですが、やはり野球をやっている子供たちのほとんどは、
プロ野球選手になりたい!という人だと思うので、このKボールがもっと浸透し怪我なくスムーズに
硬球へと移行していけるようになると、怪我で野球を断念しなければならない人も減り、日本野球界
全体が更にレベルアップしていけるんじゃないかと思いもいます。