最近チャレンジシステムが導入されるスポーツが増えていますが、メジャーリーグでも2014年のシーズンから導入されています。
チャレンジ制度っていうのは、きわどかった判定のときに審判にビデオ判定を要求できるシステムのことです。
すでにテニス、バドミントン、サッカー、バレーボールなどの競技でもチャレンジシステムが導入しているところがあります。
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バレーボールはリオ五輪でもチャレンジシステムが導入されることが決まっていますね。
メジャーリーグのチャレンジ制度のルールは?
チャレンジのタイミング
チャレンジの対象になるプレーは次のようなプレイになる
基本的には審判の判定に不服があるときで、ストライクやボールの判定は除く。
走塁のタッチや、ホームラン、フェアかファウルなどの判定がメイン。
チャレンジの回数
チャレンジの回数は最大2回。
1回目のチャレンジが成功して判定が覆ったら2回目のチャレンジができるが、判定が覆らなかったら2回目はできない。
また、7回以降にきわどい判定があったときは責任審判が利用することができる。
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チャレンジシステムの判定の仕組みは?
日本ではどういう風にシステムを作るのかはわかりませんが、アメリカでは結構なコスト(10億円くらい?)がかかるシステムを使っているようです。以下引用
MLBの場合、総工費10億円以上とも言われるリプレイセンターで各球場の映像を一括管理し、当該球場にいる審判と連絡を取り合って対象となったプレーを確認している。そのうえ、より正確な判定のために各球場にカメラも増設した。
引用元:http://baseballking.jp/ns/column/17368
引用元:http://blog.livedoor.jp/livejupiter2/archives/7178684.html
様々な角度から撮った映像を何人かの審判で審議して判定をするというシステムのようですね。
この審議している間は球場にいる審判は待っているだけどいう。
これだと判定した審判も自分の判定が正しかったかどうか自信がないときは結構緊張しているかもしれませんね。
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感想とまとめ
きわどい判定への不満を減らせるという意味では画期的なアイデアのシステムですね。
でも判定をしている間試合が中断してしまったり、システムのコストがかかったりとデメリットもあります。
なんというかもうちょと自動化してあんまり中断時間が長くならないようなシステムになるといいですね。